のんの日記

社会人になってからの公認会計士

三振した話

こんにちは、のんのです。

 

11月19日(金)は論文式試験の合格発表でしたね。

 

リンク:

令和3年公認会計士試験の合格発表について

 

合格した人はおめでとうございます!!

今までの勉強が報われて、次のステージへ突き進むときがきましたね。

 

惜しくも今回合格ライン到達できなかった人は、来年の試験に向けて再スタートしたり、また別の道を模索するなど、それぞれ大きな節目になったのではないでしょうか。

 

私のことを振り返ると、論文には3回落ちて(公認会計士試験界隈ではこれを「三振」と言います)、4回目で合格でした。

 

三振したことが確定したときはもうそりゃ辛かったんですけど、「やるべきこと」に集中するようにしたことを思い出します。

 

三振してしまった人、また、論文まで再スタートする人にとって、今回のブログが少しでも役に立てば幸いです。

 

まず、何をすべきかというのは、論文合格発表前に決めていました。

合格したら就職一択、

落ちてたら12月短答まで勉強一択、ですね。

 

私の場合、後者に該当したわけで、自分の気持ちは置いといて、12月短答を受験するためにそこから1ヶ月弱、ひたすら短答の知識やスキルを仕上げることに集中しました。

 

勉強法とかはここでは省きます。圧倒的に短期間なので。短答を一度でも突破したことある人ならば、自分なりの勉強法があると思いますので、それを信じてゴリゴリゴリゴリやるだけかなと思います。

 

手を止めたら、思考を止めたら、論文落ちて三振して12月短答も落ちたらどうしようという不安に押し潰される、そんな気がしてひたすらその不安が頭をもたげないよう、短答本番まで駆け抜けました。

 

実際、一問一答や答練(予備校の予想問題)を解いて、感覚取り戻すだけでも時間を要しましたし、同じ知識でも、論文では問われない細かい知識を思い出すなど、2年ちょいのブランクはそれなりにあり、一日中、近くのカフェや自宅で勉強してました。

 

一問一答は、企業法だけ大きな改正があったので買い替えましたが、他の科目は以前使っていたものをそのまま使いました。あとは答練だけ申し込んでとりあえず時間内に解ききる練習しました。

 

予備校が設定するAB論点だけ潰してました。

 

気持ち的にどうしても不安で頭のなかが「漠然としたスゴい不安」に支配されて勉強に集中できないときや眠れそうにないときは、転職サイトで保有資格「簿記1級」でソートして、求人があるのか検索してましたね。笑

 

そこでそれなりに就職先はありそうだと思うことで、自分に「もしダメでもなんとか食べていける、大丈夫だから」と安心感を勝手に醸成してたのを覚えています。

 

 

補足しますと、

三振して仮に4回目に合格できても、合格までそんなに時間かかったら就職できないんじゃないか?とか不安になったこともありましたが杞憂でした。いまの論文合格の人数状況であれば、同じように気にしなくて大丈夫だと思います。

 

また、いま周りに公認会計士がたくさんいる環境になって知ったことですが、三振したことある人ってちらほらいます。その人たちは、特に他の公認会計士の方々と変わりません。

 

私が三振したとき、孤独を感じていましたが、案外、同じ状況で足掻いている人がいたんだなと後になって気付きました。

 

現在、三振した人、そうじゃなくても試験勉強してる人は、孤独感とでツラい思いしてる人もいるかもしれません、立ち止まりたい人もいるでしょう。

どうするかはいつだって個々人の選択にあります。

 

人生一度きり。

世界の人口が76億人もいるなかで、自分が周りの人と違う生き方(もしくは同じ生き方)したところで、世界にはなんの影響もない。だったら、多少周りから出遅れようが、自分の好きなように生きればいいんじゃないですかね。